住宅事業 木質パネル住宅

強度にすぐれた木の住まいを実現。

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木の特性を十分にいかした木質パネル

快適な暮らしを支える、すぐれたテクノロジー。

テクノエフアンドシーの事業で大きなウエイトを占めるのが木質パネル部品の生産です。これらの部材を木質パネル接着工法で組み立てることで、先進の工業化住宅であるミサワホームが生まれます。住まいがすぐれた安全・快適性能を発揮できるのも、そのベースに高品質な部材があってこそ。信頼性の高い住まいづくりに、テクノエフアンドシーは大きく貢献しています。

木質パネルは強度に優れた耐力壁

住まいの強さをはかる目安のひとつに、耐力壁の強度があります。テクノエフアンドシーが生産している木質パネルは、実際の地震動と同じ動的な振動を与える「動的水平加振実験」において、「木造筋かい耐力壁」や「面材釘打ち耐力壁」と比較して4~5倍以上、「鉄骨ブレース耐力壁」と比べても強いことだけではなく変形量も約1/4程度であることが実証されました。

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耐力壁の動的水平加振実験(4M)※協力:明治大学

阪神・淡路大震災以上の地震波にも構造体に損傷なし

阪神・淡路大震災の最大地盤面加速度818ガルを基本に、最大1,000ガルをも再現。その結果、最大地盤面加速度818ガルの場合、3階建の2階床面の最大応答加速度は1,002ガル、3階床面でも1,150ガルにとどまることがわかりました。これは、ミサワホームの建物の剛性がきわめて高く、大きな揺れに対しても建物の変形を小さく抑えることができるためです。また、建物の対応加速度を低く抑えられることは、家具の倒壊などによる二次災害を防ぐことにもなります。

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実大3階建建物振動実験(1997年11月)

延焼を抑えるファイヤーストップ効果

炎は壁の中に入ると天井裏や上階に燃え上がり、被害は広がります。格子状の芯材で内部が細かく区切られた木質パネルは、横芯材がすぐれたファイヤーストップ効果を発揮。横芯材は部位にかかわらずすべての壁パネルに採用※しているので、屋内のどの部分から出火しても、上部への延焼を抑えることが可能です。
※両面合板仕様の壁パネル以外は除く。

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ファイヤーストップ構造は、効果的に火災の拡大を抑えます

遮音性にすぐれた静かな住まい

交差点の騒音を静かな公園並みにする外壁面。外部からの音の侵入を防ぐには、開口部はもちろん、住まい全体の気密性を高め、音の侵入をシャットアウトすることが大切です。木質パネル接着工法は気密性が高く、もともと空気伝搬音対策にすぐれた構造。外壁面はD-35※と、ざわめく交差点の騒音を、静かな公園程度のレベルにまで引き下げる高い遮音性能を誇ります。
※周波数500Hz、当社オリジナル外壁材の場合。

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木質パネルを含む9層構造で、高い遮音性を実現する外壁面

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