大地震にも余震にも効果を発揮する制震装置。
テコの原理を応用して揺れを軽減する「制震装置」

テコの原理を応用して揺れを軽減する「制震装置」

実大2階建制震構造建物振動実験(2004年7月)

実大2階建制震構造建物振動実験(2004年7月)

「耐震」+「制震」のMGEO。強固な「耐震」構造に、「制震」技術をプラス。

地震大国である日本の住まいから地震への不安をなくすため、これまでの強い耐震構造に満足することなく、さらなる高レベルの地震対策に挑戦。その成果が、制震装置「MGEO(エムジオ)」です。数々の実験で高い性能を確認した「耐震」+「制震」により、倒壊ゼロはもちろん、損傷ゼロの住まいづくりを目指します。

「MGEO」は、工法別に3タイプをラインナップ

「MGEO」は、工法別に3タイプをラインナップ

建物の変位量と振動収束時間を約1/2に軽減

実大建物による振動実験では、阪神・淡路大震災レベルの揺れをはるかに越える1200ガルもの加速度を一気にかけ、波形を従来の耐震構造と比較した結果、建物の変形量は約1/2以下、振動の収束時間も約1/2に短縮。地震エネルギーを最大約50%も軽減する効果が実証されました。

木質系住宅用「MGEO」実大振動実験

木質系住宅用「MGEO」実大振動実験

建物の変形量は鉄骨ブレース構造の約1/8

一般的な「鉄骨ブレース構造」の住宅は、建物自体の重さで地震の際に大きく揺れる傾向にあります。「鉄骨ブレース構造の建物」と比較すると、震度6弱の場合で変形量は、鉄骨ブレーズ構造の約43mmに対し、「MGEO」は5.7mmと約1/8という結果となりました。

建物の変形量は鉄骨ブレース構造の約1/8
高い効果を発揮する「制震ダンパー」

「MGEO」は、壁の内部に複合テコ原理を応用した独自の変位拡大機構と、「高減衰ゴム」をセットした制震ダンパーを組み合わせた構造です。一般的な2階建住宅※では、1階に東西・南北方向に各1基ずつ計2基設置するだけで十分な効果を発揮することが実大実験で実証済みです。

※建築面積が100m2以下の場合。それを超える場合などはプランごとに対応。

高い減衰効果のある制震ダンパー

高い減衰効果のある制震ダンパー

レーシングタイヤの技術から生まれた「高減衰ゴム」

「MGEO」の制震ダンパーには、戸建住宅用として初めて開発された「高減衰ゴム」を使用。このゴムは過酷な環境で培われたレーシングタイヤの開発技術を応用したもので、地震などで建物にかかる運動エネルギーを熱エネルギーに変換し、衝撃を最大約50%も軽減。また、繰り返し疲労特性にもすぐれています。

高減衰ゴムが地震エネルギーを熱に変換している様子

高減衰ゴムが地震エネルギーを熱に変換している様子
10回の振幅で約4.8度上昇

運動エネルギーを熱エネルギーに変換する高減衰ゴム

高減衰ゴムと一般のゴムでつくられたゴム板の上からボールを落としてみると、一般のゴム板ではボールが勢いよく弾むのに対し、高減衰ゴムではほとんど弾みません。これは高減衰ゴムが、ボールの自然落下する運動エネルギーを熱に変えて発散し、衝撃を吸収してしまうためです。

運動エネルギーを熱エネルギーに変換する高減衰ゴム
Contents
高度工業化住宅技術
これまでの成果
木質事業
木質パネル生産工程
セラミック事業
セラミック生産工程
制震技術
MGEO(エムジオ)
独自の木素材
M-Wood(エムウッド)
M-Woodカタログ
内装部品
住宅建材
建設事業
外装工事
太陽光発電
環境保全
環境への取り組み